眠らないとカラダはどうなるの?
薬師のコラム
2017年07月08日(土)
最後に徹夜したのはいつか覚えていますか。
徹夜は眠ることの大切さがよくわかる体験です。
あなたは今日、寝不足で疲れていませんか。
睡眠は私たちのからだに心身の疲労回復だけでなく
多様な役割を果たしています。
睡眠はからだの修復タイムである。
眠らないと出てこないホルモンがあります、
それらはたいてい重要なホルモンです。
その一つが成長ホルモン。
成長ホルモンは体の修復機能に関与しています。
例えば風邪をひいたとき夜ぐっすり眠ると翌朝には
治った経験がありませんか。
あれは体の傷んだところを成長ホルモンが修復してくれるからです。
この成長ホルモンが出ない日々が続くと、本来寝ている間に行われているはずの
からだのメンテナンスができないため、体の機能が衰え様々な不調や病気の原因となってしまうのです。
睡眠はこのほかに、生体リズムの調整や記憶と感情の整理などの
役割も持っています。
からだを維持するためには欠かせない睡眠。
不足するとからだの修復が十分に行われないことで
万病のもとになってしまいます。